読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ウルトラセブンについて

前回の記事から少し時間が経ってしまいました。

なかなか習慣化できないので先が思いやられますね、、、

 

今回はタイトル通りウルトラセブンについて話そうと思います

ウルトラセブン(以降セブン)は1967年に放送されたテレビ番組のことで円谷プロダクションが手掛けたウルトラシリーズの2作目になります。円谷プロダクションは特撮技術が売りの制作会社で有名ですね。

 

特撮とは特殊撮影の略で、簡単に言えば、実写の作品ではあるものの合成技術や模型を使った特殊な撮影技術を用いた作品のことです。

今となっては特殊技術を用いたドラマや映画なんてありふれていてそんなこと珍しくもなんともねーじゃん、と思うかもしれませんが特撮という言葉は1950年頃から使われ始めた言葉なんじゃないかと思います(諸説あるので断定できません)。ゴジラなんかがその代表格ですね。

 

話を戻します。セブンの話の内容を簡単に説明すると、あるとき宇宙の恒点観測員340号と呼ばれる宇宙人が、太陽系に存在する地球を巡って様々な宇宙人が侵略を進めようとしている事実を知り、地球の平和を守るために地球に滞在し侵略者たちと戦う、というものです。この340号は普段は「モロボシダン」という名前で地球人として生活し、地球の平和を守る組織「地球防衛軍」の一員として活動することになります。「ウルトラセブン」という名前は地球を守る地球防衛軍のメインメンバーの7人目という意味を込めて地球人が勝手にそう呼んでいるというものです。(この設定は後のウルトラシリーズの作品でうやむやになってしまいますが、、、笑

話の構成としては以下のような流れになります。

  1. 宇宙人(侵略者)が地球にやってくる
  2. 侵略者の侵略計画が地球人に気付かれないように行われる
  3. 地球防衛軍(主にダン)がその計画に気付く
  4. 侵略者はバれたので街で暴れる←
  5. 地球防衛軍が戦う
  6. 地球防衛軍が劣勢に陥る
  7. ウルトラセブンが登場、侵略者を倒す
  8. 後日談

この話の流れはセブンだけでなく他のウルトラシリーズでもテンプレ化されていますし、仮面ライダーや戦隊モノでも大体同じと言えますね。

 

セブンはちょうど私の親の世代の作品なのですが、親が再放送か何かで一気に録画したVHSが家に保管されていたので私が幼稚園児ぐらいの頃から中学生ぐらいまで暇つぶしがてら定期的に観ていました。しかし年を取るにつれて作品の見方も徐々に変わっていきました。

幼稚園児の頃は単純にヒーローが悪をやっつけるシーンにしか興味がなかったので、主に作品内の4.~7.ばかりを見ていて他のパートはずっと早送りで見ていました笑

小学生になると、徐々に話の起承転結にも興味が出てきたからなのか、早送りせず最初から最後まで通しでなんとなく見ていたことを覚えています。なぜ侵略者が地球に来たのか、どう侵略しようとするのか、そしてセブンに倒された後の顛末についても段々と詳しくなっていきました。

中学生ぐらいの頃は、他のドラマとは違う独特の暗い世界観やメッセージ性なんかも魅力的に思いながら見るようになりました。一つの話を通して作者が伝えたい事なんかも徐々に考えるようになりました。今でも印象に残っているものは第8話の人間の信頼感をテーマにした話や、第26話の武器の試し打ち実験によって住んでいた星を破壊され、復讐をしにやってくる宇宙人の話、第38~39話のセブンが処刑されかける話、第43話のロボットが人間を支配する星の話、セブンが星に帰る最終回です。他の話も魅力的なものは多いのですが、上述した作品は今でもたまに夢に出てくるぐらい影響力がありました。

そして最近、まとまった時間ができたのでセブンを一気見しました。実は他にも帰ってきたウルトラマン、エース、タロウ、レオも観ました。それぞれ作品ごとに当時の流行や日本の経済状況が作品に反映されているのが印象的でした。中でもセブンは群を抜いて独自の世界観があり、セブンはどちらかというと大人向けの作品なのかなと思いました。私が小さかった頃は怖すぎてトラウマになっていた話もあるので、、、(実際、当時のスタッフは子ども向けの番組としてセブンを制作しているつもりはなかったという話もあります

 

年齢や経験とともに創作物に対する観方は変わるのは自然なことだと思いますが、ことセブンに関しては昔から観ていたこともあるからか、作品への観方に対する変化が顕著であったと自分でも驚いています。セブンの前作にあたるウルトラマンは視聴者のメインターゲットが子どもであったこともあり、その流れでセブンを視聴する子どもは多かったと考えられますが、セブンのクオリティは大人向けの作品顔負けと言ってもいい仕上がりになっていますし、その奥深さはなかなか子どもには理解し難いものがあるのではないかと思います。モロボシダン役をされていた森次晃嗣さんも「ウルトラセブンはリピーターが多い」と仰っていた理由もそこにあるような気がします。

 

このセブンは上述したように1967年に作られた作品なのですが、時代設定としては1987年頃を想定しているようです。当時の人たちが想像した20年後の世界、という目で作品を観てみるのも面白そうですね。また、上で少し述べましたがロボットが人間の支配をする星の話は、最近ホットになってきたAIの話とも通ずるところがあるので興味を持つ人も多いかと思います。時間がある方は観ても損はないです。

 

まだまだ語り足りない部分はあるのですが、風呂敷を広げすぎると更新が遅れて周囲に弄られかねないのでこの辺にしておきます笑

 

 

終着点を考えて書き始めないと